美容対策の時期
出産後は体が傷ついていますので、まずは美容のことを考えるよりも体を休めることに勤めましょう。
1ヶ月ぐらいは体を休めるのに専念して、出来るだけ周囲の人に手を貸してもらい、身の回りのことをしてもらうようにします。
栄養のあるバランスの良い食事をして、美容はスキンケアぐらいに留めておきましょう。
そして悪露がなくなってきて、体も回復してきたら、美容ケアを始めます。
出産後の美容のポイント
・栄養バランスの取れた食事
子供が生まれると、夜泣きや授乳などで慢性的に睡眠不足になり、育児で疲れも溜ります。
出産してダメージのある体で赤ん坊に栄養も与えないといけません。
栄養不足にならないことを心がけて、栄養バランスの取れた食事をするようにして、特に出産で失われるカルシウムや鉄分を積極的に摂取するようにします。
・スキンケア
スキンケアをするなら保湿を優先させます。
肌トラブルは潤い不足からきますので、保湿は欠かさず行います。
保湿と同時に軽くマッサージもしてあげれば、血行を促してシミなども出来にくくします。
余裕があれば半身浴などで血行を促進しても良いでしょう。
・運動
出産後1ヶ月ぐらいは体は不自由で思い通りには動かないので、その時期は無理をするのは禁物です。
少しずつ体を動かしてみて、様子を見ながら運動をして徐々に体を慣らしていきましょう。
栄養を摂りながら無理のない範囲で体を動かして、少しずつ元の体重に戻していきましょう。
・骨盤ケア
出産で開いた骨盤は元に戻さないと、体形が崩れてさらに腰痛にもなります。
歪んでしまうと血行を阻害して、生理不順や冷え性や肥満などを引き起こします。
骨盤ケアはとても大切であり、骨盤回るが柔軟な産後に行わないといけません。
ガードルや骨盤サポートベルトなどを使うと、お腹に負担をかけずに骨盤を支えますので、ゆがむのを抑えることが出来ます。
急にしめすぎるのは良くないので、徐々にサイズを変えていくと良いです。
運動としてはスクワットや腰回しをすると、骨盤を矯正する効果もあり、骨盤ケアになります。
・バストケア
出産後には乳腺が発達しバストの重さは3倍以上になります。
重みによってバストは垂れたりしぼんだりしますので、急激な卒乳はバストラインに大きく影響を与えます。
卒乳は3ヶ月以上かけてゆっくりと行うとバストへの変化も少なくなります。
この時期はバストの大きさも変化するので、それに合わせてブラジャーも変えていくようにしましょう。
運動としては胸の前で両手を合わせて力を入れる運動などがあり、これによって大胸筋を鍛えてバストアップを促します。
手を合わせたら大きく呼吸をして、その状態を数秒保つのがコツです。