購入前に医師に相談する
食事だけでは満遍なく栄養を摂取できない場合に、サプリメントを活用している方も多いものです。
現在ではいろんなメーカーからサプリメントが販売されており、ドラッグストアだけではなくスーパーやコンビニでも手軽に入手することが可能です。
手に取りやすい分安易に購入してしまいがちですが、妊娠中のママの場合には慎重に行動しなければなりません。
サプリメントは、それぞれ配合されている成分が異なっています。
また配合量も違いますし、品質の面で信頼できな製品もあります。
安易に摂取をすることで、胎児に悪影響を及ぼしてしまうことも考えられます。
そのため、購入前には必ず医師の意見を聞くことが大事です。
栄養の過剰摂取は危険
ビタミンやミネラルといった栄養は、健康維持のために欠かせないものです。
不足をすると病気になってしまうので要注意ですが、反対に過剰摂取も健康を損ねてしまうのです。
サプリメントを活用することで、簡単に多くの栄養素を補給することができます。
そのため、つい過剰摂取になってしまうこともあります。
免疫機能の低下を引き起こしてしまうビタミンAの欠乏症ですが、過剰摂取をすると脱毛症や筋肉痛といった症状を招いてしまいます。
また不足しがちな日本人が多いとされている亜鉛ですが、過剰に摂取すると銅の吸収を妨げてしまうのです。
栄養は毎日少しずつ摂取しなければなりませんが、過剰摂取にならないように気を付ける必要もあります。
栄養はまず食事を通して摂取
いろんな栄養素を満遍なく摂取するとなると、なかなか毎日の食事だけでは難しいものです。
しかし栄養に関しては、基本的に毎日の食事を通して摂取することが基本です。
サプリメントはあくまでも補助的なモノであり、食事より優先して口にするべきものではありません。
サプリメントに頼る生活を送っていると、食事がおろそかになってしまいます。
そうなると食事の量が減り、必要な量を食べることが難しくなってしまいます。
カロリーを十分に得ることができなくなり、胎児の健康を損ねてしまうのです。
毎日の食事を通して様々な栄養を確保し、不足しがちな栄養だけをサプリメントから摂取するようにすべきです。
薬に関しても医師に必ず相談
妊娠中に頭痛が起こった場合に、市販薬を飲む方もいることでしょう。
妊娠中では、胎児への影響も懸念されるので、薬の服用に関しては神経質になる必要があります。
薬はいろんな種類のタイプがありますが、中には妊娠中に服用すべきではないものもあります。
個人の判断で飲む薬を決めるのは危険なので、必ず医師に相談をすることが大切です。
医師の指示によって薬を飲めば、胎児の健康を損ねてしまう心配もありません。