夫婦円満の秘訣

寄り添う男女

「ママ」になると冷める!?

付き合っていた頃や結婚したばかりの頃はラブラブだった夫婦が、妊娠や出産をきっかけにして急に夫婦関係がギクシャクするケースが珍しくありません。
世間一般では夫婦円満だったと思われていた芸能人夫婦が、突然離婚を発表するというケースもあります。
離婚まで至らなくても、家庭内別居のような形で夫婦間の会話がほとんどなく、ただ一緒に生活している同居者のような関係になる夫婦も多いそうです。
でも、「子はかすがい」と言われるように、夫婦で協力しながら子育てをしなければ、子供の成長にも悪影響を及ぼす可能性があります。
妊娠や出産をきっかけにして夫婦関係が冷めてしまうことがないように、夫婦円満の秘訣を探ってみましょう。

思いやりの気持ちを忘れないこと

日本では男性が外に出て仕事をし、女性は子育てをしながら家庭を守るという意識が強いため、子育てもママだけに任せっきりだという家庭も多いです。
多くのパパは「自分は外で一生懸命仕事をして疲れているのだから、子育ては家にいるママだけに任せる」と考えているケースが多いです。
でも、ママにとっては「どうして私ばかり子育てをしなければいけないの?なぜ協力しようとしてくれないの?」と感じているはずです。
パパの考え方も理解できますが、やはり子育ては協力して行なうものだと考えることが大切です。
でも、実際に仕事で疲れて自宅に戻ってきたパパに対して、いきなり子供を押し付けて自分は息抜きに出かけるというママも存在しているのはどうかと思いますよね。
このような考え方の違いはやがて大きな亀裂になって、修復が難しい状況になります。
やはり、お互いの気持ちを尊重し合いながら、よく話し合って解決策を導き出すことが大切です。

相手に対する興味を無くさない

子供が生まれるとどうしても子育てが生活の中心になってしまい、自分の事に費やす時間がほとんどなくなります。
自分にも余裕がない状況で、パートナーの事まで構っていられない!と言う方も多いです。
夫婦二人だけの生活をしていた頃は、何から何まで奥様にしてもらっていたという旦那さんが、子供が生まれた途端に「自分の事は自分でやって!」と言われてしまい、急に気持ちが冷めたという事例もよくある話です。
子育てに追われて忙しくなるのは当然ですが、子供だけでなく時にはパートナーに対する興味を示すことも必要です。
「自分にはもう関心すら持ってもらえないのか…」と感じると、余計に気持ちが離れるきっかけになります。
どうしても忙しい時には「ごめんね、今手が話せないからもう少しだけ待って」と伝えるか、トゲのない言い方で柔らかく「自分でやってくれる?」と伝えると良いでしょう。
そして、子供が寝静まった時にしっかりと夫婦で会話をしてコミュニケーションを図るようにしてください。