発育を支える葉酸の効果

お腹に顔を寄せる子供

妊娠初期は積極的な摂取を

妊娠中は栄養バランスのとれた食事の摂取をして、良い栄養を赤ちゃんに送り届けることが健やかな成長を促します。
しかし、つわりによる体調不良で食欲がなくなり、頑張って摂取しても戻してしまうケースがあるため、十分な栄養補給ができていないケースもあります。
どうしても体調が優れない場合は無理矢理食事を摂ることがストレスになるため、逆効果になる可能性もありますが、できるだけ栄養バランスを考えた食事を摂る努力を忘れないでください。

つわりの時期と重なりやすい妊娠初期に積極的な摂取を推奨されているのが葉酸です。
葉酸は水溶性ビタミンB群に属している栄養素で、ほうれん草や枝豆、パセリなどの野菜にたくさん存在している成分です。
普段の食生活でも摂取しやすい栄養素ですが、普段から野菜をあまり摂取していない方や、体調が悪くて受け付けないという方は慢性的に不足しがちになるため注意が必要です。

妊娠中、特に妊娠初期に葉酸が必要だと言われている理由は、細胞の生成を促す働きがあるからです。
お腹の赤ちゃんの健全な発育のためにも、妊娠3ヶ月くらいまでは積極的に補給することが推奨されています。
お住まいの自治体から母子手帳を受け取っている方は、葉酸の摂取を推奨している項目がある部分をご覧になった方も多いはずです。
地域によっては任意で記載されている内容のため、場合によってはお手持ちの母子手帳に記載されていない場合がありますが、葉酸は妊娠中に必要な栄養素であることは間違いありません。

参考:いつも笑顔でいたい!ママと赤ちゃんを支える「葉酸」

葉酸が病気の発症を抑える

健康な赤ちゃんを出産するために葉酸の摂取が推奨されている理由は、ある病気の発症を抑える働きが期待できるからだと言われています。

先天的な病気として発症する神経管閉鎖障害は、脳がきちんと形成されない無脳症を引き起こすリスクがあります。
日本では1万人に6人程度の割合で症例があると言われており、無事に出産に至るケースは少ないと言われています。

妊娠初期は脳や脊髄などが徐々に形成される時期ですが、この時期に細胞を生成するために必要な葉酸が不足していると、十分な発育ができない可能性が高くなるめ、積極的な摂取が推奨されているのです。

サプリメントを上手に活用

葉酸の1日の上限の目安としては1mgですが、食事から十分な量を補うのは難しいとされています。
葉酸は水溶性なので、茹でると栄養分が逃げてしまったり、加熱によって分解されてしまうので、必要な量を摂取しきれていない場合が多いと言われています。

そのため、食生活を見直してみて、葉酸が不足していると考えられる場合は上手にサプリメントを活用すると良いでしょう。
葉酸のサプリメントはたくさんありますが、妊娠中でも安心して飲めるユーグレナサプリメントがおすすめです。
このサプリは、葉酸以外にも必要な栄養素が豊富に含まれており、お腹の赤ちゃんへ送る栄養はもちろん、ママの体調管理にも貢献してくれます。

参考:ユーグレナサプリメントの人気ランキング

食事との組み合わせで上手に活用して、葉酸の摂取をうまく取り入れられるようになるとベストですね。