1日当たり200kcalが目安
妊娠中でもスイーツが食べたい、そんな方も多いことでしょう。
妊娠中でもカロリーが不足した場合には、間食を利用して必要なカロリーを摂取する必要があります。
しかしどれだけ食べてもいいわけではなく、目安というものがあります。
厚生労働省が出しているバランスガイドによると、1日あたり200kcal以下という数字が記載されています。
この数字を1つの目安にして、間食を食べるといいでしょう。
例えばロールケーキやプリン1個、また和菓子の場合にはどら焼きが挙げられます。
また水分の過剰摂取にならないために、あまり塩分の多いお菓子は選択しないことが大事です。
人工甘味料は避ける
最近ではドリンクだけではなくお菓子にも、人工甘味料が使用されるようになりました。
エリスリトールなどいろんなタイプの人工甘味料がありますが、妊娠中にはできるだけ摂取しないことが大切です。
低カロリーという点でメリットがありますが、問題点も実はあるのです。
例えば大量に摂取した場合に、妊婦や胎児に影響が全くないかどうかはっきりわかっていないという点があります。
健康を損ねる可能性も否定できないので、今の段階では避けた方がいいと言えます。
人工甘味料を使っていないお菓子も色々とあるので、選択に困ることはありません。
脂質が少ないお菓子を少量食べる
お菓子と一言で言っても、実際にはいろんなタイプがあります。
自由に食べていいと言われると、何個も食べたくなってしまうことでしょう。
カロリーオーバーにならないためにも、基本的には1個と決めることが大事です。
袋にたくさん入っているお菓子の場合には、一旦お皿に入れておくといいでしょう。
できれば計量し、200kcal以内になるようにするとより健康的と言えます。
食べてもいいお菓子ですが、オススメなのはどら焼きやようかんなどの和菓子です。
和菓子は一般的に油脂を使っていないので、胃腸に負担をかけにくいというメリットがあります。
もしも洋菓子を食べたい場合には、週に1回などにするといいでしょう。
ヨーグルトや果物は健康的で最適
ヘルシーなお菓子を食べたいと思った場合には、ヨーグルトが特にオススメです。
腸内環境を良くする乳酸菌が豊富に含まれているので、便秘対策になります。
またカルシウムの摂取に役立ち、胎児の健康にもいい影響を与えてくれます。
フルーツも、健康的なお菓子として最適です。
ビタミンCだけではなく免疫力を高めるポリフェノールが含まれており、自然な甘さを楽しむことができます。
またカリウムも多いので、むくみ改善にも有効です。
これらの食品もある程度カロリーがあるので、200kcalを越えないように気を付けてください。
フルーツとヨーグルトを一緒に食べると、違った味わいになっておやつタイムがより楽しくなることでしょう。