つわりの時期と症状

悩む女性

人によって症状の感じ方が違います

妊娠した事がわかった頃からつわりの症状が現れる方もいます。
つわりになるメカニズムははっきりしていませんが、ホルモンの影響で吐き気をもよおして食欲を無くすなどの症状が見られると考えられています。
初めて妊娠した時よりも二人目の時がひどいなど、出産回数に応じてつわり症状の現れ方が違うものです。
妊娠中はずっとつわりの症状に悩まされる方もいれば、つわりは一過性のものだったという方もいます。
中には全くつわりの症状感じずに、快適なマタニティー期を過ごす方もいます。
つわりの症状は全ての妊婦に見られるものではなく、人によって症状の現れ方が違うものです。

つわりの時期について

つわりが現れる時期についてはかなり個人差があります。
一般的な事例としては、妊娠4~6週くらいの時期に体調を崩し始めて妊娠12~16週くらいには症状が落ち着く方が多いようです。
妊娠初期は一番つわりに悩まされる時期ですが、多くの方は一時的なもので終わってしまう方が多いです。
人によっては妊娠初期に現れてから出産を終えるまでの期間はずっとつわりの症状が出続けるケースもあります。
約10ヶ月もつわりに悩まされるため、心身のバランスを崩しやすくなる方もいます。
周囲の人がしっかりサポートしてあげなければ、ママだけが苦しい思いを強いられることになります。
「つわりは病気ではないのだから、いつか治る」と考えて医師に相談をしないまま一人で苦しんでいるママもいますが、体力低下のリスクを考えると絶対に我慢はいけません。
あまりにも重症な場合は入院が必要になるかもしれないので、必ず医師に相談をすることが大切です。

つわりの症状

つわりが現れる時期は人によって全く違いますが、症状の現れ方も千差万別です。
炊きあがったばかりのご飯の匂いを嗅ぐと気持ち悪くなる、食事をしてもすぐに戻してしまう、何もしていないのにつばが勝手に出てくる、常に吐き気がする、たっぷり寝ているはずなのに日中も眠くて仕方がない、何か口にしていなければ気持ち悪いなど人によって異なる症状が見られます。
軽い症状のうちは日常生活でも問題なく過ごせる可能性もありますが、症状が重くなるほど心配になります。
例えば水を飲んでも戻してしまうほどになると体内の水分不足が顕著に現れるようになります。
肌がカサカサして尿の回数が明らかに減ってきたと感じる場合は、かなり水分が不足している証拠になります。
母体だけでなく、お腹の赤ちゃんにも影響を与えるので、速やかに医療機関を受診して必要に応じて入院治療を受けてください。

つわりの症状でママが苦しい時には、お腹の赤ちゃんも苦しんでいるかもしれません。
健康で元気な赤ちゃんを出産するためにも、遠慮なく医師に相談することをおすすめします。