妊娠初期の外出で気をつける点とは

妊娠初期の外出はOK?

妊娠は非常に嬉しいことですが、妊娠したと同時に妊婦の体には様々なところで変化が生じてきます。
特に妊娠初期は、体自体が最も変化しやすく、外見の見た目以上に体には相当な負担がかかってしまうものです。
妊娠初期はつわりなども症状として発生する方も多いですが、そのような場合には普段の生活通りに外出をしてはいけないのでしょうか?

結論から言ってしまうと、基本的に妊娠初期の外出は特に問題はありません。
このご時世ですから、仕事をしている女性の方も多いですから、仕事をやる以上は外出をしなければいけません。

ただ、あくまでも妊娠初期の外出は医師の方が特段、問題ないという判断が出た場合のみです。
医師から何らかの理由で外出を控えるように指示があった場合は、例え仕事であっても外出をするべきではありません。
自分だけならまだしも、妊娠初期は流産の可能性もまだありますので、万が一、赤ちゃんに悪影響が出てしまえば、後悔しか残りませんので、そのような場合には必ず外出は控えるようにして下さい。

外出時に注意する点

妊娠初期だけに限ったことではありませんが、特に妊娠初期は体調に変化が起こりやすい時期です。
そんな体の変化が起こりやすい妊娠初期に外出する際には何点か注意するべき点があります。

まずは大前提として、自分の体調が良い時に外出するということです。
つわりがひどい方などは、歩くことはもちろん立つことさえも困難な方もいます。
大事な予定や仕事であっても体調が悪い時に外出することは絶対にNGです。

そして、次に挙げる注意点は、つわりなどがあまりひどくない方などは特に注意して下さい。つわりが比較的に軽い人は、妊娠前と同様に考えている人も少なくなく、人が多い場所にも平気で外出してしまい、あとで後悔するという方が多いです。
仕事などの方で多いのが満員電車です。
満員電車は妊娠していない場合でも決して良い環境とは言えませんので、満員電車を避けるようにして下さい。

また、旅行など普段の生活とは違う場所に行くのもあまり良いとは言えません。
基本的には自宅から近い場所の外出であればOKですが、遠出をしてしまう場合、体調だけではなく、何かあった場合にかかりつけの病院に行けないということで、トラブルになってしまう場合があります。

妊娠初期に安静にした方が良い方

妊娠初期は医師から特段問題ないと判断された場合のみ、外出をしても良いですが、絶対に安静にすべき方がいます。
それは出血がある方やおりものが茶色やピンクなどといった色味がある方です。
この場合、体内で何らかの現象が起こっている場合が考えられ、最悪のケースとしては流産してしまうという場合もありますので、このような方は外出を控えて安静にしなければいけません。