間食を摂る時のポイント

妊娠中に楽しくおやつをとる方法

妊娠期間中はお腹の赤ちゃんの発育に必要になるため、猛烈な食欲を感じるようになります。
しかし太りすぎになってしまうと逆にお産がしづらくなってしまいますので、適度に食事量を調節しカロリー過多にならないメニューを選ぶようにすることが重要です。

妊娠期間中の食事で重要なのは、まずしっかりした栄養バランスです。
人間の体をしっかり作っていくためには「炭水化物」「タンパク質」「食物繊維」が必要です。

太りすぎを気にするあまり、主食を極端に減らしたり特定の食品ばかりを食べる人もいますがそれは健康管理上よくないことです。
妊娠中にもしっかり規則正しく3食を食べ、バランスを気にしたメニュー構成にしましょう。

しかしながら妊娠期間中には何かとストレスがたまるものなので、おやつの時間には自分の大好きな甘いものも食べたくなることでしょう。

ダイエットの基本は間食をしないことですが、完全に禁止にしてしまうのもまた精神衛生上よろしくありません。
そこで妊娠中の間食では、3食だけでは摂取がしづらい栄養分を補うことができるものを適度なカロリー量で摂ることがすすめられます。

おやつメニューとして「豆乳プリン」「小魚」「寒天ゼリー」「ドライフルーツ」といったようなものを選ぶことで、妊婦に不足しがちな栄養分を適切に補っていけます。

夜食ではなくできるだけ早い時間帯に食べる

妊婦のためのおやつでは、だいたい100~200kcal以内に抑えるようにしましょう。
それ以上になると3食合わせてカロリーオーバーになりやすくなるので、日常的に食べるおやつは常にカロリー量を意識したものにする必要があります。

カロリー量が高いおやつというのは脂肪や糖分が高いという特徴があります。
具体的にはチョコレートや生クリーム類、ケーキ、クッキーといったようなものです。
たまに食べるのはよいのですが、毎日のように食べるのはよしておいた方がよさそうです。

一番よいのができるだけそのままの形で食べられる果物や野菜をおやつにするという方法です。
バナナやリンゴ、いちごといったようなものはすぐに食べられておいしく、栄養価に優れています。

野菜の中でもさつまいもやカボチャといったものは甘みも十分にあり、おやつとしてのボリューム感に優れます。
食物繊維の多いものを積極的にとっていくことで便秘の防止にもなり、体の代謝を促進することができます。

おやつを食べるときのポイントとしては、夜食ではなくできるだけ早い時間に食べるということが挙げられます。
お腹が減ったときに食べるのではなく、午後3時といったように時間を決めて食べるようにすると胃腸に余計な負担もかけずにすみます。