妊娠中に積極的に取りたい食べ物、控えるべき食べ物

野菜

食生活に気を配りましょう

妊娠中のママの中には食欲がなかなかわかない人もいれば、食欲旺盛になる人もいます。
人によって体調が異なるものですが、あまりにも食事量が減ってしまうと赤ちゃんの成長に影響を与え、母体の健康状態も心配になります。
また、赤ちゃんがすくすくと成長するようにと食べ過ぎるのはよくありません。
きちんと栄養バランスを考えた食生活を心がけることが大切です。
栄養バランスといってもどんなものを食べるべきなのか、避けた方が良い食べ物があるのかよくわからないという方も多いです。
ここでは妊娠中の方におすすめしたい積極的に摂りたい食べ物と控えるべき食べ物について確認しておきましょう。

積極的に摂りたい食べ物

栄養バランスを考えた食事でどうしても不足しがちになるのが野菜です。
野菜が苦手で、普段からあまり食べていないという方は特に注意してください。
野菜の中でもおすすめなのが、ビタミンやミネラルなどがたっぷり含まれている緑黄色野菜です。
緑黄色野菜を摂取する際には、できるだけ蒸し料理にすることをおすすめします。
元々ビタミンなどの栄養素は加熱調理によって本来の含有量が逃げ出してしまうと言われています。
それなら生のまま食べれば良いのでは?と考える方もいますが、生のままではあまりたくさんの量を摂取できません。
そこで加熱調理をしてかさを減らせば良いのですが、茹でたり焼いたりする方法ではせっかくの栄養素が少なくなるため、蒸し料理にチャレンジしてください。

他には大豆製品もおすすめです。
良質なタンパク質を多く含んでいるため、お腹の赤ちゃんが成長するためにも良い食材だと言えます。
お肉や魚にもタンパク質が含まれていますが、あまりにも脂肪分が多い食材は避けてください。
例えばお肉を食べたくなった時には鳥のささ身を選んだり、魚を食べたい時には脂があまり乗っていないものを選んだりして工夫しましょう。
これらの食べ物ばかり摂取するべきなのではなく、あくまでもバランスが大切です。
妊娠中の体重管理と合わせて、食べ物を調整しながらお試しください。

できるだけ控えたい食べ物

妊娠中にはできるだけ体に害をあたえるような食べ物は避けたいものです。
特に注意してもらいたいのがジャンクフードやインスタント食品などです。
これらの食品にはたくさんの油分や食品添加物が使用されています。
かなり高濃度の塩分も含まれており、カロリーもかなり高いため妊娠中はできるだけ摂取しないように心がけてください。
塩分を摂取し過ぎると妊娠中毒症になるおそれもあることを覚えておきましょう。

また、過剰な糖分の摂取も控えたいのでスイーツもできるだけ避けるようにしてください。
糖分だけでなく油分もかなり多いため、過剰摂取は危険です。