妊娠中の体調管理のコツ

体調不良

ホルモンバランスの変化が影響

妊娠中は何かと体調の変化を感じやすいものです。
妊娠前は大好きだった食べ物が、妊娠した途端に匂いをかぐだけで吐き気をもよおすようになる方もいます。
今まではどんなに食べても太らなかった人が、急激に太ってしまうのもよくある話です。
ある意味、妊娠中は仕方がない事だと割りきってしまえば気が楽になりますが、そう簡単に割り切れないのが本音だと思います。
「こんなに辛いマタニティ生活なんて、全然楽しくない!」と、感じてしまい、お腹の赤ちゃんにも悪影響を及ぼします。
妊娠中はホルモンバランスの変化が生じるため、どうしても体調に変化が生じるものですが、快適なマタニティ期を過ごすために、体調管理のコツを掴んでおきましょう。

参考:基本に学ぶ、妊婦の体重管理のコツ

ストレスを解消する

ホルモンバランスの変化によって気持ちが不安定になりやすいため、自分自信をコントロールできなくなってストレスを溜め込んでしまう方も多いです。
イライラが募るほど赤ちゃんにもイライラが伝わってしまい、健全な発育に影響を与えてしまいます。
お腹の赤ちゃんのために頑張ろう!と思うほど、プレッシャーを感じて更にストレスを感じやすくなります。
妊娠中はできるだけストレスを感じないようにしなければいけないと思うほど、逆効果になることを覚えておきましょう。
ある程度のストレスを感じるのは仕方がないのだと考えて、適度にストレス解消できるように努力してください。
例えば、お友達と一緒にお出かけをしてみたり、自宅に招いてお茶を楽しむだけでも良いです。
とにかく話を聞いてもらうだけでもストレス解消に役立ちます。
ただし、ストレス解消のためにと暴飲暴食を続けるのはやめてください。

食生活に注意!

妊娠中に注意しなければいけないのが妊娠中毒症です。
自分では何となく体調が悪いと思いながら妊婦健診を受けたところ、妊娠中毒症と診断されて即入院になるケースも珍しくありません。
妊娠中毒症が起こる明確な原因はわかりませんが、塩分の高い食生活を続けていることが原因になるとも言われています。
ホルモンバランスの変化に伴い、味覚に変化が生じたため塩分が高めの食事を好んで続けている方が多いようです。
塩分以外にも油分や糖分の過剰摂取にも注意しなければいけません。
食生活の乱れは体の不調を招き、当然ながらお腹の赤ちゃんにも良くないことを忘れてはいけません。
バランスの取れた食生活を心がけるためにも、まずは毎日の食事内容を記録してはいかがでしょうか?

他にも体調を確認しながら体を動かすようにすることが大切です。
できるだけ体を動かさない方が良い場合もありますが、妊娠中でも体を動かしているとお腹の赤ちゃんにもたっぷり酸素を送り込めるので健康維持に役立つと考えられます。