ねぎの栄養と美味しい食べ方

ねぎといえば

ねぎと言えば、色んな料理に合うほか風味もつくため料理を美味しくしてくれる食材の1つです。
ねぎが好きだという人も居る一方で、ねぎがあまり好きではないという人が多いのも現状です。

ねぎという野菜は、独特の風味があるほか生のままだと辛みが強いものもおおいため生のままだと子供をはじめ特に苦手だという人も多い印象を感じます。
しかしそんなネギには魅力的な栄養が豊富に含まれているほか、料理の仕方次第で苦手な味を緩和させることもできます。

風邪にはネギがいい?

昔から風邪の時や風邪予防にはネギが良いと言われてきました。
ねぎには身体を発汗させて身体をあたためてくれる働きがあると言われているため発汗することで風邪の症状を和らげてくれるとも言われています。

またねぎには免疫力を高める栄養素も含まれていると言われています。
その栄養素が含まれているのはねぎ全体ではなくねぎの一部分のみに含まれているのですが、その免疫力を高める働きというのが風邪に良いと言われている理由です。

ねぎは健康に良いとされている食材ですが、食べすぎには注意が必要です。
ねぎには刺激が強めの成分が含まれているので、生の状態のねぎを食べすぎてしまうと胃腸が荒れてしまう可能性もあるため特に胃が弱っている時は加熱したものを食べるようにしたり食べる量を控えめにしたりするように意識するといいでしょう。

ねぎに含まれる栄養素

ねぎには硫化アリルという栄養素が含まれていますが、この硫化アリルはねぎの白い部分に含まれている栄養素で独特の香りや辛みの素になっている成分です。
硫化アリルというのが手先や足先など身体の末端の血行を促進してくれる働きがあります。
そのため冷え性の人に最適の成分です。

さらにねぎの青い部分にはカリウムが含まれていますが、カリウムは塩分を身体の外に排出しやすくしてくれます。
そのため高血圧の予防につながりますし、塩分を取りすぎた時にも塩分を身体の外に排出しやすくしてくれます。

ねぎのおすすめレシピ

ねぎを美味しく食べられるレシピとして、鶏肉とじゃがいもをつかったミルク煮がおすすめです。
ねぎは斜め切りしてじゃがいもと鶏肉はひと口大に切ります。

鶏肉に塩胡椒の下味をして小麦粉を薄くつけたら焼き色がつくまで焼き、そこにコンソメと水をいれじゃがいもが柔らかくなるまで煮るというものです。

最後に牛乳と塩胡椒で味を調えて煮汁がなくなるまで煮込んで最後にバターを入れます。
ねぎに含まれる硫化アリルは加熱をすることによって糖質と反応する働きがあるので、温めることで甘みが引き立ちます。

ねぎが苦手という人もこの調理法で調理すると、牛乳やバターもマイルドさに加えてねぎからでる甘味で苦手意識なく食べることができるでしょう。