ピーマンの栄養と美味しい食べ方

ピーマンといえば

ピーマンと聞くと何が浮かぶでしょうか。
はっきりとした緑、そしてなんといってもピーマンとなかなか切り離すことができないのがピーマンが持っている独特の苦みです。

大人であれば、ピーマンの持つ独特の苦みも魅力の1つとして好んでいる人も居るかもしれません。
しかしピーマンという野菜は、その苦みが苦手という人が年齢を問わずに多いのが特徴です。

しかしピーマンの苦みは近年は品種改良によって多少改善されてきているため昔よりも気にならなくなってきています。
さらに調理方法自体でピーマンの持つ苦みを緩和させるということも可能なので、苦みが気にならない調理法で調理をしてみると良いでしょう。

ピーマンの持つ栄養素

ピーマンにはビタミンCが豊富に含まれています。
基本的にビタミンCという栄養素は、加熱してしまうと壊れやすいという特徴を持っているのですがピーマンには他にもビタミンPという栄養素を持っており加熱によってビタミンCが壊れるのを防いでくれます。

さらにβ-カロテンを多く含んでいるのもピーマンの特徴です。
β-カロテンは体内でビタミンAに変化するため、目の疲れを解消したり免疫力を高めるのにも効果的な栄養素です。

ビタミンCやビタミンPを含んでいるピーマンですが、他にもビタミンEという栄養素を含んでいます。
ビタミンEは美のビタミンとも呼ばれており、抗酸化作用を持っている栄養素の1つです。

ピーマンのドライカレー

ピーマンを美味しく食べられる調理方法としておすすめなのが、ピーマンのドライカレーです。
入れる野菜を全てみじん切りにして、しっかりと炒めて普段ドライカレーを作るのと同じようにカレーを作りましょう。

ピーマンが嫌いな人がいる家庭では、できるだけ小さくみじん切りすることによってピーマンの存在を気にならなくさせるという工夫も有効です。
また、しっかりと炒めることによって野菜の甘味がでるのでピーマンの苦みが気にならなくなるということもあります。

カレーは、スパイスの味が強いのでカレーの持っている味によってピーマンが苦手な人でもピーマンを美味しく食べやすくなります。
もしも子供に食べさせる場合は、カレーの上に目玉焼きを乗せるなどするとより喜んで食べることができるようになるでしょう。

無限ピーマン

無限ピーマンは、ネットでかなり話題になったピーマンのレシピです。
ピーマン・ツナ・オイル・チキンスープの素を入れてレンジでチンすることによって、無限ピーマンを作ることができます。

作り方もシンプルで簡単な上に、加熱して味付をすることによってピーマンの苦みも気にならなくなるので、一度食べ出すと止まらなくなってしまうとこのレシピが出た時にかなり話題になりました。
簡単なので1度は作ってみる価値があるでしょう。