同じようなおかずばかりは避ける
小さなお子さんは、まだまだ大人のように刺激のある食べ物などは苦手に感じてしまうものです。
そのため、食べやすいものを美味しい味付けで作ってあげることが大事です。
しかし注意したい点として、同じような料理を毎日食卓に上げないということが挙げられます。
食卓に並べる料理に偏りが生じると、満遍なく栄養素を摂取することが難しくなってしまいます。
これからどんどん成長していくので、栄養バランスの取れた食事を食べる必要があります。
お子さんが喜んでくれるからカレーを頻繁に食べさせてしまう、こういったことは避けなければなりません。
いろんな料理を食べさせることが大事です。
塩分を抑えた食事を心がける
大人と同じように、子どもも塩分を抑えた食事が好ましいと言えます。
塩分が多い料理を食べていると、喉が渇いて過剰に水分を摂取してしまうことになります。
また過剰に摂取した塩分を排出するために、腎臓に負担をかけてしまうことになります。
つい大人と同じ感覚で塩分過剰気味に料理を作ってしまうママもいますが、薄めの味付けを心がけるようにしてください。
また香辛料に関しても、あまり多く使わずに料理を作ることが大切です。
幼児期はまだまだ内臓が未熟なため、刺激の強い食品を体内に入れると刺激を感じてしまいます。
人によっては、胃痛を起こしてしまうかもしれません。
カルシウムと鉄分は意識的に摂取
お子さんがスムーズに成長していくためには、栄養を満遍なく摂取することが大切です。
中でも骨や歯を作るのに欠かせないカルシウムは、意識しないとなかなか摂取が難しいので、カルシウムを豊富に含む食品を多く食べさせるようにしてください。
カルシウムを多く含む食品として、牛乳やヨーグルトなど乳製品が挙げられます。
ただチーズは塩分が強いので、あまり多く食べさせないことが大切です。
また血液を作るために欠かせない鉄分ですが、この栄養素も不足しがちです。
鉄分が多い食品としてレバーがありますが、くせが強いのでお子さんには不向きでしょう。
そのためほうれん草などを使用し、胡麻和えなど甘い味付けにして食べさせるといいでしょう。
いろんな野菜を食べさせる
野菜には肌の健康に欠かせないビタミンCの他に、食物繊維やフィトケミカルなどいろんな栄養素が含まれています。
そのため、毎日の食事の中にいろんな野菜を取り入れたいものです。
しかし人参やピーマンなど、ちょっとクセが強くてお子さんが苦手とする野菜もあることでしょう。
このような野菜に関しては目立たないように、みじん切りなど小さくカットするといいでしょう。
小さくカットして調理すれば、独特の風味をあまり感じることがありません。